鋼球はどのようにしてつくられているのか

鋼球というのは非常に精密な仕上がりを要求されるものです。そうしないと確かな機能を発揮することができなくなってしまうからです。まず鋼球は線材から必要な長さに切断されて、これをプレス加工機によって圧縮することによって球体にします。

次々とボールは作られていき、だいたい1分間に1000個程度のボールが生まれていきます。しかし、この段階ではまだまだ十分な丸さには達していません。そのため次にブラッシングをすることになります。

これによってバリを除去して表面を整えていきます。かなりの圧力を加えることによって、球体の表面が整っていきます。これに次は熱が加えられることによって焼き入れと焼戻しを行い、これによって耐久性と強度が与えられます。次にグライディングをすることによって寸法差を整えます。この段階でもまだまだ精度が十分なレベルに達していないためラッピングをしてなめらかにします。最終的には鏡のような状態となります。

このようにして得られた鋼球についてはすべて検査をします。そうすることによって、十分な精度に達していない鋼球を取り除いていきます。このようにいろいろな工程を経ることによって、非常に精度の高い鋼球が完成します。